2023年05月16日
高速動作が可能で産業機器やOA・家電端末に
最適なボードコンピュータ「AP-RZA3-0A」を発売
株式会社アルファプロジェクト(本社:静岡県浜松市 取締役社長 岡本典久)は、ルネサス エレクトロニクス社の最新MPU「RZ/A3UL」を搭載した組込みボードコンピュータ「AP-RZA3-0A」を5月16日に発売いたします。
本製品は、Arm® Cortex®-A55コア採用の「RZ/A3UL」を搭載したボードコンピュータです。最大1GHzで動作し、RTOSを利用することで高速動作と高速リアルタイム性能を実現します。
128MByteのDDR3L SDRAMや64MByteのOctaFlashなどの大容量且つ高速アクセス可能なメモリおよびMIPI CSI-2カメラI/FやタッチパネルLCD I/Fを搭載しており、HMI機器、GUI端末、画像処理機器などに最適です。
インタフェース機能としては、Gigabit Ethernet、USB、microSD、CAN FD、シリアル通信のほか、Pmod™を2ポート搭載し、市販のPmodモジュールを利用することで、さまざまな機能を拡張することが可能です。
設計資料として、回路図やサンプルプログラムを提供しており、スムーズな開発着手が可能です。
また、無償で提供されるGUI統合開発環境「GEAL2」ボードライセンス版を利用することで、GUI設計を容易にし、GUI機器の開発負担を軽減することができます。
特長
- Arm Cortex-A55コア「RZ/A3UL」搭載
最大動作周波数1GHz
- 大容量且つ高速アクセス可能なメモリ搭載
Octa FlashROM 64MByte、SDRAM 128MByte
- Pmodインタフェース搭載
市販のPmodモジュールを利用することで、さまざまな機能が拡張可能
- MIPIカメラインタフェース搭載
MIPI CSI-2(4lane)に対応したカメラインタフェースを搭載し、市販のカメラモジュールが接続可能
- LCDインタフェース搭載
タッチパネルLCD(WVGA,WQVGA)に対応
当社製LCDキットが接続可能 - シリアルインタフェースコネクタを装備
各種インタフェースコンバータを接続すれば、簡単にPCとの通信が可能
- CAN通信用コネクタ装備
CANトランシーバアダプタを接続すれば、簡単にCAN機器との通信が可能
- 標準OSとしてFreeRTOS™を採用
マイクロプロセッサ用リアルタイムオペレーティングシステムであるFreeRTOSを利用することで組込みシステムに求められるリアルタイム性を実現することが可能
- 当社製GUI統合開発環境「GEAL2」を利用可能
GUI画面を簡単かつ迅速にデザイン可能
ボードライセンス版は全ての機能を無償で利用可能 - 外部拡張が容易
必要な信号線が外部接続用コネクタに引き出してあり、簡単に拡張可能
- 回路図・サンプルプログラムを提供
開発作業へスムーズに着手いただけるとともに、教育や研修用に最適
- AP-RZA3-0A
- 製品情報 : https://www.apnet.co.jp/product/rza/ap-rza3-0a.html
- GEAL2 ボードライセンス版
本件に関するお問い合わせ
- 株式会社アルファプロジェクト営業部
- E-MAIL : sales@apnet.co.jp
- ※ArmおよびCortexは、米国および/またはその他の地域におけるArm Limited(またはその子会社)の登録商標です。
- ※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
- ※記載の内容は改良のため、予告なく変更する場合がございます。