2018年09月25日

お客様各位

組込み機器向けグラフィカルユーザーインタフェース統合開発環境
「GEAL2」をリリース

株式会社アルファプロジェクト(本社:静岡県浜松市 代表取締役 伊達隆昭)は、組込み機器向けグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)統合開発環境「GEAL2」を2018年10月1日より発売いたします。

今回発売する「GEAL2」は、アイティアクセス株式会社のGUI統合開発環境「GEAL」を引き継ぎ、あらためて「GEAL2」として10月1日より販売開始することになりました。

「GEAL2」では、操作性や性能の向上を図るとともに、ライセンス形態などを改定して、より使いやすいようにリニューアルした製品となります。

GEAL2の概要

「GEAL2」とは、組込み機器の画面(GUI)デザインを行うための統合開発環境で、Windows®上で画面デザインを行う「GEAL Editor」とターゲット上で高速に描画・イベント処理を行う「GEAL Engine」で構成されています。

「GEAL Editor」とは、PCのWindows®上でGUI画面を簡単かつ迅速にデザインすることのできるアプリケーションソフトウェアです。ユーザーは、ボタン、メニュー、リスト等をビジュアル的にデザインすることができ、作成したデザインデータをC言語ソースコードで出力することができます。

「GEAL Engine」とは、「GEAL Editor」から出力されたデザインデータをもとに、描画・イベント処理を行うことができる組込み機器向けにカスタマイズされたライブラリであり、高速な処理とコンパクトなROM容量を実現しています。

「GEAL2」の導入により、ハードウェアがない状態からでも先行してGUIの開発が可能となり、製品開発における生産性の向上にもつながります。

GEAL2の特長

  • PC上でGUIデザインとシミュレーションが可能
  • 高速かつコンパクトなGUI Engine
  • C言語ベースによるスムーズな導入
  • 静止画取り込み・多言語対応・フォント作成機能・透過色対応など多彩なサポート機能
  • 複雑化するGUIに伴う開発工数を大幅に削減
  • 量産時のロイヤリティが不要
GEAL2
https://www.apnet.co.jp/product/geal/geal2.html
GEAL2 ボードライセンス版
https://www.apnet.co.jp/product/geal/geal2_bd.html

GEAL2のラインナップ

「GEAL2」では、製品版とボードライセンス版を提供します。
「GEAL2製品版」は、ルネサス エレクトロニクス社のマイクロコンピュータ(RZファミリおよびRXファミリ)に対応しています。量産時のロイヤリティが不要なことから、製品コストの削減につながります。
「GEAL2 ボードライセンス版」は、アルファプロジェクト製CPUボードの該当製品のみに対応しています。
2018年10月1日以降に該当製品をご購入のお客様は、弊社ホームページよりダウンロードして無償で利用することができます。

GEAL2対応CPU

  • ルネサス エレクトロニクス社製RZファミリ(RZ/A1)
  • ルネサス エレクトロニクス社製RXファミリ(RX63N,RX64M,RX65N,RX651,RX71M)

※GUIとは、グラフィカルユーザーインタフェース(Graphical User Interface)の略語。
コンピュータへ出す命令や指示等をユーザーが画面上で視覚的にとらえて操作できるものです。

GEAL2の価格

製品名 製品価格 備考
GEAL2 RZ版

¥750,000

(税込 ¥825,000)

初年度サポート含む
GEAL2 RX版

¥750,000

(税込 ¥825,000)

初年度サポート含む
GEAL2 ボードライセンス版

¥0

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