2020年03月26日

RS-422/485通信とEthernet通信を相互に変換する
プロトコルコンバータ「CSE-H55N2」を発売

株式会社アルファプロジェクト(本社:静岡県浜松市 代表取締役 伊達隆昭)は、RS-422/485通信とEthernet通信をインテリジェントに相互変換するEthernetプロトコルコンバータ「CSE-H55N2」を4月1日に発売いたします。

ファクトリー・オートメーションの現場では、RS-422/485などの通信が主体の機器がいまだに多く使われており主役として活躍している現場も少なくありません。そして、これらの機器をリプレースすることなく、ネットワーク環境に対応させたいという要望があります。
今回発売する「CSE-H55N2」を使うことで、RS-422/485などの通信が主体の機器とPCとの接続をEthernet通信でネットワーク環境に対応にするほか、機器同士間の接続もEthernet通信に置き換えることができます。

Ethernet通信は、TCP/IPとUDPの両トランスポートプロトコルに対応しており、さまざまな使用構成とネットワーク環境に対応しています。また、RS-422/485通信は、幅広い機器の通信条件に対応しておりますので、既設の機器の設定を変更することなく、そのまま利用することが可能です。
なお、これらの通信条件は付属の専用ソフトウェアを使って画面上で分かりやすく設定することができます。

さらに、本製品には仮想COMポートソフトウェア「TCP-VSP for ezTCP」も付属しております。
「TCP-VSP for ezTCP」は、Windows® PC上でTCP/IPポートをCOMポートとして扱うことができますので、既存のPCアプリケーションは変更不要で、引き続きご利用いただけます。

特長

  • 工業用温度範囲対応
    -40~85℃の動作温度範囲で、設置場所を選びません。
  • RS-422/RS-485両差動インタフェースに対応
    1台でRS-422とRS-485通信が可能です。
  • Ethernet通信プロトコルスタックを内蔵
    本体のみでEthernetとシリアル通信を相互に変換します。
  • IPv4/IPv6両プロトコルスタックを搭載
    IPv4のほか、次世代プロトコルであるIPv6にも対応しています。
  • 多彩なセキュリティオプション
    SSL/TLSセキュア通信のほか、パスワード制限やMACアドレス制限などが可能です。
  • 専用ソフトウェアを使って簡単に設定
    Windows® PCで動作する専用ソフトウェアを使い画面上で簡単に通信条件の設定ができます。
  • 仮想COMポートソフトウェアが付属
    仮想COMポート化により既存のPCアプリケーションの変更が不要です。

CSE-H55N2製品写真

CSE-H55N2外観

CSE-H55N2 製品情報 : https://www.apnet.co.jp/product/eztcp/cse-h55n2.html
CSE-H55N2 カタログ : https://www.apnet.co.jp/support/cat/ct_cse-h53n_h55n2.pdf

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