2008年12月15日

EZP-250バージョンアップ案内

平素より弊社製品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

EZP-250をご使用のお客様は本リリース内容をご確認の上、ver3.0gファームウェアへのアップデートをお願い致します。

該当製品名
EZP-250
該当バージョン
ver3.0g以前のファームウェア

バージョンアップ案内

ver3.0gファームウェアにて、パケット料金に関係する以下の内容が修正されました。

  1. 連続したシリアルデータをEZP-250に送っても、10byte単位に分割されてパケット変換されてしまう

    これにより、余分なパケットヘッダの転送が発生してしまいます。
    ver3.0gでは、シリアルデータのバイト間インターバルを監視し、なるべく同一パケットに乗せて転送するように仕様が変更されています。

  2. EZP-200と初期値が異なるSOコマンド設定の初期値の同一化

    2008年1月28日付リリース「EZP-250を使う上での注意事項」にて、一部SOコマンドの初期値が異なる点を案内させていただきましたが、ver3.0gではこの違いを解消しました。

    これにより、EZP-200を使ったシステムでEZP-250をそのまま利用することが可能になりました。

  3. TCPセッション確立後の通常データ送信パケットに対するACK応答待ち時間設定が可能

    ご利用になられる通信網の種類により、相手からのACK応答パケットの到着時間が均一でないことがわかりました。一定時間経過してもACK応答が到着しなかった場合、EZPは送信データの再送処理を行います。
    従来この待ち時間は固定設定になっており、変更することができませんでした。

    ver3.0gファームウェアでは、この時間設定を変更し、通信網に合わせることが可能です。
    これにより、余分な再送処理を抑える事ができます。

詳細につきましては次のアプリケーションノートを参照ください。

AN414 EZP-250を使用する際の注意点(ソフトウェア仕様)

ご迷惑おかけしますが、今後とも弊社製品を宜しくお願いいたします。

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