Q1. ROMデバッガは使用可能ですか?
A1. 使用可能です。
ボード上にEPROMソケットを搭載しているので、SH7709対応ROMデバッガであれば使用可能です。


Q2. EPROMは3.3V品が必要ですか?
A2. 3.3V品と5V品の両方が使用可能です。
3.3V品のEPROMはほとんどメーカより供給されていないので、5V品をお使いいただけるようになっています。


Q3. ブートメモリはどのようになっていますか?
A3. AP-SH3-0Aでは、EPROMとフラッシュROMどちらからでもブート可能になっています。設定はボード上のスライドSWで切り替えます。 通常は、EPROMにダウンローダやモニタ、フラッシュROMにはユーザープログラムを配置します。


Q4. フラッシュROMにはどのように書き込むのですか?
A4. フラッシュROMには付属のダウンローダを使用して書き込みます。
ダウンローダは、パソコン側の専用ソフトとターゲット側ソフトの2つから構成されますが、ターゲット側はEPROMに書き込んだものを実装して出荷しておりますので、そのままお使いいただけます。


Q5. ダウンローダを使用する場合、パソコンとどのように接続するのでしょうか?
A5. パソコンとはRS-232で接続しますが、AP-SH3-0AにはRS-232ドライバが搭載されておりませんので、別売のPC-RS-04(\3500)が必要になります。 お客様がRS-232ドライバを用意して接続することも可能です。 その場合はマニュアルに記載されている接続にしたがって配線してください。


Q6. サンプルプログラムはどのようなものが添付されていますか?
A6. 割り込みを使用した簡単なプログラムと、ダウンローダのソースプログラムを添付しております。
付属のプログラムについては、お客様が自由にお使いください。ただし、第3者への配布、譲渡については禁止します。


Q7. 動作モードは固定ですか?
A7. 動作モードはボード上のSWで自由に設定可能です。お客様の使用環境に合わせて変更してください。


Q8. VisualmonitorはSH-3に対応していますか?
A8. 2001年8月時点でSH-3(SH7709,SH7709A,SH7708S/R),SH-3E(SH7718R)に対応しています。
詳しくは製品紹介ページをご覧ください。


Q9. Reali/SHはSH-3に対応していますか?
A9. 対応しておりません。


Q10. ダウンローダとは具体的にどのようなものですか?
A10. 付属のダウンローダは、ボード上に搭載しているフラッシュメモリにユーザープログラムを書きこむためのプログラムです。 ユーザープログラムを書きこむ場合にはボード上のSWの設定を変更して、添付の専用ソフトでプログラムを転送するだけです。
フラッシュROMに直接書きこむので、EPROMを焼くような手間も機材も必要なく、また消えることもないので非常に簡単にテストがおこなえます。


Q11. ADコンバータのアナログ電源とリファレンス電源はどのようになっているのでしょうか?
A11. アナログ電源(AVCC,AVSS)とリファレンス電源(AVREF)は、ボード上のデジタル電源(VCC,GND)と接続するか、外部コネクタから別の電源を接続するかをSWで切りかえることができます。
例えば、3.3V以外のリファレンス電圧が必要な場合にはボード上の電源は切り離して任意の電圧を加えることが可能です。


Q12. 処理が思ったほど高速にならないのですが対処法があるのでしょうか?
A12. SH-3やSH-4等は、CPUコアのスピードに対してメモリアクセスがネックになります。
その問題を解決するためには内蔵キャッシュを使用することが絶対不可欠です。


Q13. キャッシュを有効にしたところプログラムが動作しなくなったのですが?
A13. SH7709のメモリ空間には、キャッシュ領域とノンキャッシュ領域があります。
キャッシュを有効にしている場合に外部デバイスや内蔵レジスタなどをキャッシュ領域でアクセスしてしまうと、CPUからはあたかも実際のデバイスやレジスタにアクセスをおこなっているように見えますが、実際にはキャッシュメモリの内容を参照したり、書き換えたしているだけなので正しく動作しません。
これらの問題を避けるために外部デバイスや内蔵レジスタに対してはノンキャッシュ領域でアクセスする必要があります。


Q14. SCI0をデバッグポートとし、VisualMonitorを接続したが動作がおかしくなる。
A14. SH7709のSCI0はバッファが1段しかないため、38.4Kbpsでは送受信動作が間に合わず、動作がおかしくなる場合があります。
これらはモニタ内でキャッシュONにすれば解決されます。
モニタファイルBOOT.Cのカスタマイズ部分の#IF文を1に設定すれば、キャッシュONの設定になります。


Q15. 外部に5V系デバイスを接続したいが、直接接続可能でしょうか。
A15. SH-3の各ピンは、5V入力を許容していません。
したがって、5Vデバイスからの入力がある場合には、トレラントバッファ(74VHC,74LV等)やFPGAなどを介在して接続する必要があります。
5Vデバイスへの出力は、相手がTTLレベル入力の場合は直接接続が可能です。
CMOSレベル入力の場合は,TTLレベル入力バッファ(HCT)などを介在して接続します。


Q16. ボードに接続する外部回路に3.3Vを供給したいのですが、ボード上のレギュレータから供給可能な電流は何Aでしょうか。
A16 ボード上の3.3Vは、5V電源から低ドロップレギュレータLT1086(リニアテクノロジー製)を使用して作られています。(もしくは互換品のNS社のLM1086)
LT1086は、MAX1.5Aまでの電流を供給できますので、ボード単体でMAX400mAとすると、約1Aは外部回路に供給可能です。拡張コネクタから取り出すことができます。
なお、、供給電流に比例してLT1086の損失は大きくなりますので(1.5A時に約2.5W)、供給電流が大きい場合にはヒートシンクなどで放熱対策を施してください。
LT1086のデータシート http://www.linear-tech.co.jp/


Q17. リトルエンディアンで作成したプログラムをフラッシュROMにダウンロードしたのですが、電源を入れても動作しませんがどうしてでしょうか?
A17. リトルエンディアンで作成したプログラムをフラッシュROMにダウンロードする場合には、EPROM上のダウンローダもリトルエンディアン用に変更していただく必要があります。
弊社出荷時にはビッグエンディアン用が標準で搭載されておりますので、EPROMにリトルエンディアン用のダウンローダを書き込んで使用してください。詳細についてはマニュアルをご覧ください。


Q18. SRAMのバックアップデータがリセットすると破壊される。
A18. この現象が起こる原因は、プログラムでキャッシュ領域とノンキャッシュ領域のアクセスを正しく使い分けていない場合がほとんどです。
バックアップRAMにデータを書きこむ場合には、ノンキャッシュ領域でアクセスする必要があります。
詳しくは、Q13をご覧ください。