< XrossFinder Ver 1.2.0.0 へのアップデート方法 > XrossFinder Ver 1.2.0.0 へのアップデートは、本体ファームウェアとコントロールソフト ウェアのアップデートが必要です。下記手順に従いアップデートを実施してください。 1.XrossFinder 本体ファームウェアのバージョンアップ ファームウェアのアップデートを行うには FirmUpdaterXF2001.zip をダウンロードし ファイルを解凍後、以下の手順に従ってください。 すでにver2.0.0.1をご利用になっていた場合には本項の作業は不要です。 「2.XrossFinder コントロールソフトウェアのバージョンアップ」に進んでください。 (1) ホストマシンと XrossFinder 本体が USB ケーブルで接続されているか確認します。 (2) 本体とターゲットボードは、接続しないでください。HUDIケーブルを外してください。 (3) XrossFinder コントロールソフトが起動している場合は、終了してください。 また、他のアプリケーションが実行されている場合は、それらも終了させてください。 (4) 本体ファームプログラムのアップデータソフト FirmUpdaterXF2001.exe を起動します。 (5) 「Update」ボタンをクリックするとアップデートが開始され進行状況が表示されます。 アップデート中は絶対に USB ケーブルを引き抜かないでください。 (6) "Completed" と表示されればアップデート終了です。「OK」ボタンをクリックすれば、 アップデータソフトが終了します。 2.XrossFinder コントロールソフトウェアのバージョンアップ コントロールソフトウェアのアップデートを行うには CtrlUpdaterXF1200.zip をダウ ンロードしファイルを解凍後、以下の手順に従ってください。 (1) XrossFinder コントロールソフトが起動している場合は、終了してください。 また、他のアプリケーションが実行されている場合は、それらも終了させてください。 (2) 解凍したコントロールソフトウェアインストーラ Setup.exe を起動します。 (3) 以降はマニュアル「2-1コントロールソフトのインストール」を参照し、プログラムの インストールを行ってください。ただし、インストールフォルダを変更された場合には コントロールソフトウェアがインストール済みのフォルダを指定してください。 3.変更履歴 Ver 1.1.2.7 から Ver 1.2.0.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7712、SH7450、SH7451 (2) 以下の不具合を修正致しました。 ・製品版のSH7216の実行時にエラーが発生する Ver 1.1.2.0 から Ver 1.1.2.7 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7262,SH7710 (2) 以下の不具合を修正致しました。 ・SH7146を使用時に低いクロックで実行するとエラーが発生する ・製品版のSH7216を使用時にリンクが行なえない (3) 以下の機能を追加しました。 ・メモリ内容のファイル保存とファイルからのメモリ読み込み ・SH7262、SH7264 のブートモード1、2、3 に対応 Ver 1.1.1.0 から Ver 1.1.2.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7216F,SH7705 (2) 以下の不具合を修正致しました。 ・ブレークポイントウインドウのTypeが正しく表示されない ・ウォッチウインドウで、グローバルの構造体変数を展開したあとリセット するとアクセス違反が発生することがある ・ソースウインドウで、構造体の中にある無名構造体のメンバ変数をクリックする とアクセス違反になる ・GCC(KPIT)V0902で、変数初期化用セクション(mdata)がメモリへ転送されない Ver 1.1.0.0 から Ver 1.1.1.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7243,SH7264,SH7285 (2) 以下の不具合を修正致しました。 ・特定の条件において、C++で作成されたプログラムのダウンロードが失敗する ・ソースウィンドウで表示されるアセンブリコードが正しく表示されない場合がある Ver 1.0.9.0 から Ver 1.1.0.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7205,SH7265,SH7146(Aマスク品),SH7149(Aマスク品) Ver 1.0.8.2 から Ver 1.0.9.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7136,SH7137,SH7670,SH7671,SH7751,SH7763 Ver 1.0.7.0 から Ver 1.0.8.2 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7286,SH7764 (2) その他不具合の修正 Ver 1.0.6.0 から Ver 1.0.7.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7606,SH7785 (2) その他不具合の修正 Ver 1.0.5.0 から Ver 1.0.6.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7201,SH7203,SH7261,SH7263,SH7730 (2) その他不具合の修正 Ver 1.0.4.0 から Ver 1.0.5.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7706,SH7619,SH7125デバッグ MCU ボード SH7083,SH7084,SH7085,SH7086の量産版 (2) 以下の不具合を修正致しました。 ・コールスタックビューのコンテクストメニューで、ターゲットとの接続が無い場合でも "Return" と "Max Levels" が有効になる ・変数の型名表示で "volatile" とポインタまたは参照が組み合わされると型名の順番が 不正となる ・メモリ表示でバイト型の時に値を変更すると、アスキー表示部分の変更された文字が アルファベットの場合に全角文字になる ・GCC(KPIT)の v603 でコンパイルされたものを読み込むと、not supported メッセージが 出る場合がある ・キャッシュ搭載の CPU で、内蔵 RAM にソフトブレークが掛けられない場合がある ・(SH7206)キャッシュを有効にした場合、キャッシュ領域でのソフトブレークが動作しな い場合がある ・(SH2A)ソフトウェアブレークで停止した場合、 R0 レジスタが正しく表示・復帰されな い場合がある ・(SH2A)ソフトウェアブレークを設定した箇所をステップ実行でブレークすると、ユーザー プログラムに復帰できない ・(SH2A,SH4A)ソース行情報の無いコードに対してブレークポイントを設定し、ステップ実 行すると停止しない Ver 1.0.3.0 から Ver 1.0.4.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7760 (2) その他、GCCの不具合に対応致しました。 Ver 1.0.2.0 から Ver 1.0.3.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7780,SH7211,SH7206 (2) その他、GCCの不具合に対応致しました。 Ver 1.0.0.0 から Ver 1.0.2.0 への変更内容 (1) 以下の CPU に新規対応致しました。 SH7083F,SH7084F,SH7085F,SH7086F,SH7124F,SH7125F,SH7146F,SH7149F,SH7727 (2) 新規 CPU 対応に伴い、以下のコントロールソフトウェアの変更を致しました。 ・Breakpointsウインドウの Type に、Instruction/Operand など Hard Break の Access 設定表示を追加しました。 ・System Setup ダイアログに「System Clock」設定を追加しました。 (3) コントロールソフトウェアのデフォルトのフォントを変更しました。 デフォルト状態でソースウインドウの日本語表示が可能となりました。 (4) SH7750Rで「Linkage Time Out」エラーが発生する不具合を修正しました。 (5) コントロールソフトウェアでGCC(KPIT)のプロジェクトフォルダを移動するとソース ファイル検索が失敗する不具合を修正しました。 その他、GCCの不具合に対応致しました。 (6) プログラムデータのRAM領域の最後にデータがあった場合など、RAM領域最初の部分が 上書きされてしまう場合がある不具合を修正しました。